中古のグローブを選択する場合、いい面・悪い面、一長一短あります。
まずはどんな目的でグローブを使用するか、という点からお考え頂ければと思います。
親睦会で使用する、キャッチボールをしたくなった、などライトユーズだけどすぐに使用したい、という場合はしっかりと型付けされた柔らかめのグローブをお勧めいたします。
ガッツリと野球をやっていて買い替えまたはスペア用にお考えの場合はアウトレットなどの新品・新古をお勧めいたします。
選択時には現物を見る、触る、はめる、しかもパシパシするのが確実ですが、なかなか遠方にお住まいの方は物理的にも無理ですね。
そこで商品ページ写真を見るしか手がないのですが、グローブの細かな革の状態までは写真ではなかなか判別がつかない部分もあり、コメントが最重要のヒントとなります。
スタッフは左手にグラブをはめつつ右の手でパソコンのキーを叩いています。
出来るだけウィークポイントをアピールしているつもりですが、ついつい褒めてしまうのが悪いところかもしれません。
経年数が高いグラブもありますので、革の硬化やヒモの硬化が気になるところです。
ポケット部分のオイルシミなどは逆に気にされなくても大丈夫だと思います。
ランク表示は必ず意識してください。
硬式グローブの特徴
硬式グローブは革の違いが一番の特徴です。カーフ・キップ・ステアに和牛など目的と用途によって異なります。詳しくは専門的な解説がいっぱいありますので、参考にしてください。私的な意見をお伝えしますと価格は質にある程度、比例している。ということです。
ご存知のようにミズノは革市場を席巻し、世界的にもかなりのシェアを持っております。ミズノが革のいいとこどりを占有しているようなもので、いい、悪いを別にしてそれだけ質の高い商品を使えるということとなります。
さて、中古グローブの場合、メンテナンスを施しますが、この時どうしても濡れてしまいます。濡れて初めて革の本質がわかります。
ミズノプロの場合、きめが細かく、密度が高いから、ぬめぬめしていて、つるつるしています。まるで表面にローションを塗っているかのようです。
そして乾きにくく、他メーカーより2-3日多く乾燥に費やします。
逆に久保田スラッガーは加工をあまり加えない、素に近い革を使用していますので、水に弱く、かなりデリケートな仕上がりです。革ヒモも薄く、すぐにカールしてしまう上、ウェブの編み込みが複雑で、メンテナンス泣かせでもあるグローブです。
しかし、その特性上、プロ好みでもあります。
結局、ユーザーが口コミで評価しているポジションとその位置のグローブはほとんどフィットしているという感じを受けます。
キャッチャーミットはハタケヤマ、内野はスラッガー、外野はミズノ・ゼットなどです。それなりの根拠と理由があるということです。
少しさみしいのがアシックスです。特別いいわけでも悪いわけでもなく、軽くて使いやすいのですが、何か中途半端感があります。
ゴールドステージもなかなかいい思うのですが。。。
中古野球グローブ(硬式用)が盛り沢山販売中!お目当ての物を探しだせ!
硬式グローブ主な取り扱いメーカーと商品シリーズ
- ZETT プロステイタス
- SSK プロブレイン
- ミズノ ミズノプロ
- 久保田スラッガー 硬式全般(KSG品番など)
- アシックス ゴールドステージ
- ローリングス プロプリファード
- デサント プロメイド
- ナイキ ヴェイパー シャドウ
- アディダス プロフェッショナル
- シュアプレイ ディーマ
- ハイゴールド 技極プロ・スペシャルシリーズなど
- 玉澤 特上カンタマ
- ハタケヤマ ax /PBW/ V/K シリーズ
- ザナックス トラストエックス
軟式グローブの特徴
野球人口の大半は軟式野球愛好家の方です。道具であるグローブですが、硬式と異なり、本当に玉石混合です。
軟式グローブは革が薄く、ヒモもランクが落ちてしまいます。もちろん、30,000円近くする高級軟式は別格です。
同じく中古グローブのメンテナンスをして感じることは中綿の厚さが薄い、というかしっかりしていないこと、革全体が薄く摩擦にも弱い革を使用していることです。
このことから耐久年数は硬式の半分以下ではないかと思われます。
しかし逆にいい面もあり、自分の型が作りやすく(ポケット含)軽い分、取り回しがしやすく、握力のない方でも新品から自分用に育てやすいメリットもあります。
大方の目安で定価13,000円〜19,000円ぐらいのものがいいと思われます。
ポジションもこだわらずにオールラウンドがいいと思います。中途半端で微妙な言い回しですが、指が短い内野向けと指が長い外野向けの中間サイズということです。
硬式と違って公の試合が少ないプライベート重視の軟式の場合は思い切ってデザインだけで決めるのもありです。カラフルなものから斬新な構造のグラブまで選べるバリエーションも豊富です。
質と価格とデザインがいいと思われる(個人の意見です)メーカーは、
ウイルソン→ロゴがかっこよくグラブも美しい、カラーも独特の色合いでタフ。
ハイゴールド→密かに人気です。革質が良く、しっかりしていて耐久性があります。
ジームス→三方親という名前からか複雑に絡み合ったメーカー集団は完成度が高く、
スラッガーにも似たテイストで使うほどにグッド。
ZETT→安定感抜群。硬めの革で型を作れば長く使える。
キャッチングも安定していて、スパッと確実な捕球が出来ます。
中古野球グローブ(軟式用)が盛り沢山販売中!お目当ての物を探しだせ!
軟式グローブ主な取り扱いメーカーと商品シリーズ
- ローリングス プロプリ HOHシリーズ
- ZETT ネオステイタス
- SSK プロエッジ プロブレインなど
- 久保田スラッガー 軟式全般(KSN品番など)
- ナイキ ヴェパー シャドーなど
- アディダス プロフェッショナル
- ハタケヤマ TH-Xシリーズ
- ミズノ グローバルエリート
- アシックス スピードテック
- デサント ザ・スタジアム アクションマジック
- ハイゴールド 技極 心極シリーズなど
- ウィルソン ウィルソンスタッフ
- ジームス 三方親シリーズ
- 玉澤 カンタマ
ソフトボール用グローブの特徴
ソフトボールも例えば会社の親睦会などで開催されるスポーツの一種ですね。
どうしてもこちらのソフトボール用のグローブは集まりにくく、数が少ない状況です。
基本的には軟式グローブと革・作りは同じですので、探されて、どうもいいものがない場合は軟式グラブをお考えいただくのも選択肢だと思います。
ただ、1点圧倒的に異なることはボールの大きさです。軟式にせよソフト専用にせよグローブから玉がこぼれないようにポケットが深めの物をお選びください。
極端な話、長く大切に使ってゆきたい、という方は、硬式グローブでも大きさ、サイズ、型を間違わなければOKだと個人的に思う次第です。
まずはサイズにつきまして、内野用は避けてください。オールラウンドまたは外野用となります。
そこそこ横に開く型がついており、ポケットが親指付け根ぐらいからボール直径ほどの深めの窪みがつくれるものをお選びください。
ソフトボールを挟み込み、ラップなどでグルグルと巻き込みながら型をつくるのもいいかもしれません。ボールでパシパシも有効です。
メーカー・レーベルは最近淘汰されつつあり、悲しいことに選択肢が減ってきております。
そんな中、やはりおすすめなのがミズノかZETT(ゼット)あたりだと思います。
競技としてのソフトボールにつきましてのお問い合わせもたまにありますが、細かな規定(公式試合)があり、ローカルルールもありで、そのつどソフト対策をご確認ください。
中古野球グローブ(ソフトボール用)が盛り沢山販売中!お目当ての物を探しだせ!
ソフトボール用グローブ主な取り扱いメーカーと商品シリーズ
- ミズノ グローバルエリート ワンダリーレボ
- アシックス ゴールドステージ ダイブ ビットシャイン
- SSK スーパーソフト
- ZETT リアライズ ディアルキャッチ ライテックス
- ローリングス プロプリファード ソリッドコア
- HOH デュアルパーム ゲーマー